こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
今日は夕方からお客様のところに伺って許認可と融資の打ち合わせをしていました。
いつも思うのですが、やる気のある経営者の方とお話をするのは楽しいですね。
こちらまで力を貰うようです。
この会社の場合、この経営者の方が関わるようになってから、売り上げも伸びているのですが、その話の中で
「自分の強みは何だと思いますか」
と伺いました。
ちなみにこの質問は創業融資であれ、その他の融資であれ、事業計画を書く場合には必ずお聞きします。
するとその経営者は
「わからない」
ということ。さらに続けて
「原価管理も資金繰りの管理も、事業の買収も、いい顧客の開拓も、全て当たり前のことをしているだけで、特別なことはしていない」
とのことでした。
こういう経営者のいる企業が伸びるのだと思います。
ちなみに、資金繰りを自分できちんとしている経営者は少数派です。
以前にも書きましたが、事業は赤字でも倒産しません。
しかし、資金がショートすれば終わります。
つまり「資金繰り管理」は、企業の存続にとって一番重要なはずなのですが、不思議なことに、その管理をする経営者の方は私の知る限り少ないです。
以前にも自分が参加している資金調達の勉強会で
「なぜ世の経営者は資金繰りの管理をしないのか?怖くないのか?」
という疑問をぶつけてみました。
先輩の会員からもはっきりした答えは返ってきませんでしたが、それでも資金繰り管理をしている経営者が少数派であることは一致した意見でした。