補助金を申請するならまずアイデアを出せ

こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。

前回事業承継補助金について書いたら、早速ご依頼を受けて、今日はずっと要項の読み込みと

「どうやってストーリーをまとめるか」

を考えていました。

フェイスブックを読んでいたら、持続化補助金を申請して事業の次のステップにしたいという方がいらっしゃいました。

このブログでも同様のことを書いてきましたし、またあらためて思うのですが、これが補助金の大きな意味ではないかと思います。

たとえば個人的にも以前から欲しいものがあって、購入をずっと迷っているようなことがあると思います。

「なんとなく欲しいし、あったら便利なのは確かだけど、この値段ならいらない」

というものがある場合に、それが急に特売で半額になったり、ヤフオクに安く出品されていて購入してしまったという経験はどなたもあると思います(わたしはあります)

結局補助金というのはそういう考え方をするべきものではないかと思います。

「新規事業や設備の購入にアイデアはあるが、経費も掛かるし、なんとなく腰が重い」

という場合に、その背中を押してくれるのが補助金ではないかと感じます。

つまり

「事業に必要不可欠なもの」

のために申請するのではなく

「新しいアイデアを実現するためのもの」

に申請するのが正しい使い方だと思います。

前者の「事業に必要不可欠なもの」のために補助金を申請したいという方が多くいらっしゃるのですが、それは融資で対応すべきものであって、被災などの事情がない限り、それに対応してくれる補助金はなかなかないと思います。

というわけで、起業希望者の事業アイデアをお聞きするのも好きですが、新しいアイデアを実現するために補助金申請を希望される方についても楽しくお手伝いさせていただいています。