事業主の陥っているメンタルブロック


こんにちは、茨城で起業者支援をしている行政書士兵藤貴夫です。

自分も事業主の端くれであるわけですが、自分を含めて多くの事業主の方にお会いして感じるのは、自分の固定観念、自分の殻を打ち破るのは大変だと言うこと。

同様のことは何回か書いていますが、お話しをしていて「なぜそう考えるのか」が理解できない場合があります。

とえらそうに書きましたが、自分を振り返ってみると、当然同じように自分の心の中に知らずに壁を作ってしまって、その中で完結しようとする意識が知らずの内にあります。

理屈を考えれば、やった方がいいのはわかりきっているのですが、自分でも知らずの内に「それはやらない」「それはできない」ことを前提に思考しているのを感じます。

昔、サーカスで象を幼少期から足枷をしたままにすると、大人の象になって足枷を外しても逃げだそうとしないと聞いたことがあります。

要するに

「動けない」

という心理ブロックが象の行動力を奪っているわけです。

「できない」「やらない」

ことを前提にして行動しない姿を見ると、この象の話を思い出します。

これを打破するのは当然ですが、簡単ではありません。

たとえば座禅でも組んでみるほかに、本を読む、人と会うのはそのブレークスルーを得るための手段なのではないかと思えます。

事業は、やりたいことをやるのも、やらなければならないことをやるのも重要です。

自戒を込めて書きますが、足枷を外す努力は常に必要です。