起業者の数は景気に左右されない

こんにちは、茨城で起業者支援をしている行政書士兵藤貴夫です。

突然ですが、たとえば景気がいいときは起業者数は増えるのでしょうか?あるいは減るのでしょうか?

逆に景気が悪くなると起業者数は減るのでしょうか?それとも増えるのでしょうか?

答えは

あまり変わらない

です。

つまり起業者はいつの時代にも一定数いて、あまり景気に左右されないのです。

起業者の支援を業務として、これを最初に学んだ時、軽いショックを受けました。

この理由としてはいろいろ考えられます。

景気がいい場合「自分にもチャンスがある。独立してもやっていける」と考えて起業する。

景気が悪い時には「勤務先を解雇された。それなら自分でひとつ起業するか」と考える人が出てくる。

これらの起業者も当然いるとは思うのですが、自分の感触としては、この社会ではいつの時代でも起業という生き方を選択する人が一定の割合でいるのだと感じています。

人と同じ生き方、見えてしまった人生のレール、組織の中の一員であること、そういったことに耐えられないタイプがやはり起業者には多いように思います。
(起業者がすべてアウトローのように書いてしまいましたが、もちろんそうでないかたも多いです。念のため)

景気がいいとか悪いとかそういったものに左右されず、いわばパレートの法則のように人間を寄せ集めればかならず起業者という人種が一定数出現する、社会というのはそうできているのではないかと考えています。